独学は可能?韓国語をマスターするのに必要な勉強時間

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韓国語を勉強し、1年半で韓国語がペラペラに話せるようになった私が韓国語の学習法について振り返りながら、効果的な韓国語勉学習法を発信していこうと思います。まず結論からいうと独学は可能です。私の友人にも韓国語を独学で勉強し、その後韓国で働いている友人も数多くいます。しかしながら、独学をするにしても、通学するにしても、ある程度不自由なく話せるようになるには、ちょっとしたコツが必要になります。

語学で必要な勉強時間

韓国語に限らず、母国語以外のひとつの言語を身に着けるには最低2,000時間が必要と言われています。実際2,000時間勉強し身に着けた結果、この「2,000時間」という数字はあながち間違ってはいないと実感しました。この2,000時間を基準にして考えると単純に1年で身に着けるには一日5.4時間の勉強が必要ということになります。休日も毎日欠かさず5.4時間勉強して、やっと1年で2,000時間を達成するので、学生さんや社会人にとってはハードルが高く感じるかと思います。しかしながら、週一回1時間スクールに通うだけで身に着けようとするとなんと38年もかかってしまいます。少ない頻度での勉強になると前回勉強した内容を忘れ始めるので、前回の復習が必要になり、実際のところ更に時間が必要になります。したがって、もし本気で語学を始めようと思うのであれは、スクールに通うにしても、独学をするにしても、出来るだけ短期間で勉強時間2,000時間を達成するように、凝縮して勉強することををおすすめします。

韓国語をマスターするのにかかる時間

私自身2,000時間以上勉強して韓国語を身につけた訳ですが、勉強時間が1,000時間を超えてきたころから韓国語が聞き取れるようになってきました。それまでは1日8時間勉強していても、なかなか相手の言ってることが聞き取れず、話しても通じないことが多々あったためストレスが溜まることも多かったのですが、この1,000時間の壁を越えたところから、韓国での日常生活で困ることが少なくなる程度のコミュニケーションが取れるようになり、勉強も楽しくなってきました。韓国語は日本語と文法がよく似ていることと、単語もよく似ていることから2,000時間よりも早く、勉強の成果を実感できることが多いようです。

韓国語の勉強のおすすめステップ

  • ハングルを読めるようになる
  • 挨拶、数字、曜日、色、簡単な日常フレーズを暗記
  • 初級文法(韓国語能力試験1級テキストから)
  • 韓国ドラマやK-POPなどを沢山聞いて耳を慣らしていく
  • とにかくアウトプット!韓国人や韓国語の分かる人に韓国語で話してみる

まず始めることは、ハングルを読めるようにすること。次はよく使う「挨拶」「単語」は考えずとも口にだぜるようにすること。そして簡単な文法から覚えていくこと。韓国語能力試験(TOPIC)の1級テキストから順に勉強していけると、簡単で日常的に使用するものから勉強していけるので効率的です。3級くらいまでの文法が分かってくると、ドラマや歌詞などを見て大まかな内容を理解できるようになってきます。韓国の語学堂(大学が運営している語学学校)に通っていましたが、3級くらいになると周囲の友人の中でも飲食店などでバイトをしている人がちらほら出てきて、5級になると美容整形外科で通訳の仕事をしている人もいました。ある程度の基礎を固めたら、あとはとにかく実践で、勉強した文法や単語をパッと言葉として出せるように瞬発力を磨いてください。

まずはハングルをカタカナをふらずに読めるように

まずはハングルを読めるようになることが最初の一歩となります。

ハングルを読むこと自体は難しくなく、人によっては1日もあれば読み方のしくみを理解できます。ハングルを読めるようになるためのオススメの書籍については下記記事をご覧ください。

韓国語が一日で読めるようになる!韓国語の勉強を始めた初心者が最初にやるべきこと、買うべき本

ハングルを読めるようになったら、声に出して文章を読む練習をしていきましょう。韓国語は日本語に無い発音が多いため、日本語に無い発音を発音できるようになる練習をしていく必要があります。正しい発音が出来るようになると、相手が発する発音を聞き分けられるようになります。最初はカタカナで読み仮名を書いてしまっているテキストなどもありますが、カタカナがあると日本語発音から脱するのに時間がかかってしまうため、時間がかかってもカタカナはふらずに発音できるようにしていきましょう。できればテキストの文章を暗記するまで何度も復唱し、テキストの付属CDを聞きながら同じスピードで話せるように練習していきます。

1時間でハングルが読めるようになる本 ヒチョル式超速ハングル覚え方講義【電子書籍】[ チョ・ヒチョル ]

書けるようにすることも重要!

試験を受ける予定が無ければ書く練習はしなくてもよいと言う方もいますが、ハングルは発音記号となっているため、正しい発音を知るためにも、単語やフレーズなどのスペルを覚えることは必須となります。また「読みながら」「発音し」「書く」ことで目と耳、手、脳をフルに使いながら記憶することが出来るので覚えやすく、そして忘れにくくなります。

試験を受ける予定がある方は、ある程度のレベル(2級~)になったら教科書付属のCDを聞きながら、喋ってる文章を正しいスペルで書く練習をしていくと、読解力も上がっていきます。

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韓国への語学留学

私は挨拶さえも分からない韓国語能力ゼロの状態から、韓国へ行き語学の勉強をスタートしました。最初は苦戦ばかりでしたが、休みなく毎日最低5時間以上勉強を続けた結果、最短で韓国語をマスターできました。

特に韓国生活の前半は日常生活も困ることだらけで大変苦労をしました。もし韓国留学を考えている方がいれば、最低でも韓国語能力試験3級までの文法やボキャブラリーは完全に身に着けた状態で行った方が、より有意義な留学生活になります。

日本人は筆記試験の結果は良いけど話せる人が少ないと、韓国語学校の先生方がよく言います。韓国へ留学したら、進んで韓国語しか通じない環境を作り、とにかくアウトプットの量を増やしていくことが必要です。アウトプットの量を増やすためにも、語学学校では日本人同士で固まらず、多国籍な外国人のお友達を作り、放課後は外国人のお友達と勉強したり、カフェに行ったりして時を過ごすことをオススメします。韓国語しか共通語が無い中でコミュニケーションを取ろうとすると、最初は言いたい言葉も単語も出てきませんが、調べながら話したりしてアウトプットしながら学ぶことが一番の語学力アップに繋がります。そして外国人の友達ができると韓国以外の様々な国の文化も知ることが出来て、より留学生活が充実したものになるでしょう。

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